最近あまり聞かなくなりましたが、
「かぼす味の平目」「ハーブ風味の鯖」「柚子鰤、みかん鰤」などありましたね。今もあるのでしょうが正直どうなんでしょう?
美味しい、美味しくない、って言うお話ではなく、
生物として違和感がある・・・。
という話です。確かに柑橘には魚の臭みを消す効果がありますが、養殖魚に無理やり香りや風味を付けてしまうのは何か可笑しな感じがします。
餌に混ぜて食べさせるとその風味が付くらしいですが、それって、
食べてる餌で味や風味が変わる、決まる。
ということです。正直いえば「養殖の魚」は3日も立てばどの魚もあまり味が変わらないと思ってます、全部、青魚っぽい味。だって餌がそれだから。ついでに言えば人工的に付けた香りも捌いて2日もすれば無くなるそうです。
面白い、変っている、不思議・・・などポジティブな印象を持つ方もいらっしゃいます。それはそれで良いですし、それを狙って作られているものでもあります。しかし自分個人的には「食材を弄んでいる」様な気がしてどうも好きにはなれません。とてつもなく不自然で歪なモノと捉えています。
それならかぼすを添えるとか、振り柚子するとか・・・、の方が自然で美味しく食べられるような気がします。
好き好きや価値観の問題でもあるので「正しいモノの見方」がどれかなど自分はわかりませんし、自分が決める事ではありません。それを踏まえて敢えて言わせてもらえば、
香料塗れの食べ物
とさほど変らない、人口香料にしろ、天然由来にしろあまり気持ちの良い食べ物ではないと考えます。
あなたはどのように考えますか?
追伸:松茸ご飯に「松茸エッセンス」という反則技を使うのと同じではないか?因みに「松茸エッセンス」は化学的に合成されたもので松茸から抽出したものではありません。消防法によると第四類危険物、第二石油類に該当するらしいです。(ってWkipediaに載ってました)そういわれると何だか気持ち悪いですね。