「百合根蜜煮|福岡、西中洲の和食、日本料理 ゆるり」


丁度いい大きさの百合根があったので蜜煮を作ってみました。百合根と言えば、花びらに包丁したり、茶碗蒸しに入れたり、百合根饅頭とか・・・。日本料理らしい食材で美味しいのですがやはり地味な存在です。

この料理は形、大きさが良い物を選んで丸ごと炊きます。土を綺麗に洗い流して黒い所を包丁で剥きとっていきます。外側から花びらの様に剥いていき八重桜のようなイメージ整えていきます。一見すると難しそうな感じもしますが、決められた手順で根気よく、淡々と作業をすればさほど難しくもありません。後はナレとちょっとした剥き感(こう剥いたらこうなるとか、ここ剥いたらカッコよくなるとか)があると作業スピードが上がるくらいです。

今美味しいですがやはり脇役です。次に作る時にはどうにかして主役にしてあげたいと思ってネタを考えていますが中々良いアイデアが浮かびません。何か閃いたらやってみます。

連休中も何かともちゃもちゃとしながら店に籠っていました。なんだかんだで明日から忙しい感じですが元気に乗り切ろうと思います。

追伸:この仕事、昭和な匂いがプンプンします。そう、大好きな「古典」料理です(笑)

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西中洲の和食「ゆるり」
接待やお祝いのお席に、個室でゆっくりとお食事をお楽しみください。
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