お盆休みは終わったが・・・:福岡、西中洲の和食、日本料理 ゆるり


お盆休み終了、はい、通常運転。

とは、まいりません。

今年のお盆は5連休、6連休中には9連休なんて方もいらっしゃる(まだ連休中)ようです。勿論、お休みは暦通り、特別なお休みはなかったよ、と言う方も。ゆるりは暦も祭日もあまり関係なくぼちぼちと営業しておりました。今日から市場も再開し、さてやるかいな、と思ってはいましたが・・・。

ないやん、魚、ないやんけ!

正直、予想はしていましたがあまりの魚の無さに唖然。ちょっと笑いすら込み上げるレベルです。注文していても入荷があったかどうか。で、無駄に高い(笑)。魚屋さんも苦笑い、そして平謝りです。まぁ、漁師さんが漁に行ってないのでしょうから仕方がありません。だって明日は土曜日。また休みですからね・・・。そりゃやる気も出らんでしょう。

単純に日が悪かった、と諦める。

今年は8/11(土)が祭日で連休スタート、一応市場は開業でしたがいつもの土曜日と変わりなし。12の日曜を挟んで13も一応開業でしたがこの日はほとんど予約分、発注分のみの納品、13~16が盆休み。今日17から再開ですが明日は土曜、明後日は日曜で休み。実質漁なんて8/9で終わっていて再開は8/20に市場に納品する(セリにかける)魚になるのでほとんど一週間漁はしてない、に近いです。諦めるというか、その中でどうするかを考える。泣いても、笑っても、無いもんは無いですから。

まずはちゃんとお客様に報告、説明を。

このような状況に陥ることはたまにあります。お盆やGWのような大型連休や年末年始、悪天候が続いた時などは仕入れに限界、制限が出てしまいます。大雨や猛暑で野菜の値段が高騰なんてニュースを見聞きしたことがあると思いますが、魚の場合はちょっとした悪天候でも価格急騰なんていつものことですし、注文していても「はい、入荷なし」なんてことはよくあることです。

このような時はまずお客様に天候の事や市場の状況をご報告、ご説明をしてお料理のご提案をさせていただいたり、ご相談させていただくようにしています。

全国的に大雨の最中に「天然鮎が食べたい」とリクエストされても「正直、入荷の確約はできない」旨をお伝えしますし(そんな中、川で漁なんてしてたら漁師さん死にます)、大型連休中に「天然寅河豚用意して欲しい」と言われましても市場も仲卸さんもお休みなのでかなり難しいことをお伝えします。運良く市場が臨時開場していたとしても天然寅河豚がいるかどうかもわかりませんし・・・。

快くお引き受けできないときは「正直に」

がゆるりのモットーです。ご来店されてから「実は入荷がありませんでした・・・。」と言うのはなんだか気も引けますし、何より「確信犯」臭くて嫌いです。最初から「入荷しない可能性」を知っていながら聞こえの良い事だけ言って予約を取る。それってどうよ?です。

ちゃんと正直にお話しする。そしてご納得いただく。商売下手ね、って言う人もいますが、半分お客さんを騙すようなこと言っておいて「商売もへったくれもあるもんか!」と個人的には思っています。アホや、甘い、なんて言われても別に気にしません、それがゆるりです。

来週の予約はお早めに

そんなこんなでお盆休みも終わってしまいました。来週半ばには台風が来るようなので来週の予約はなるべくおはやめに。仕入れの勝負は週明け2日くらいだと先読みしています。

ご予約はこちら 092-725-6870 ゆるりまで。