春の魚を色々と取り揃えます。
細魚、桜鯛、桜鱒、鰆、鰹と行きたかったのですが、今回は天然鮪の方が良さそうだったので鮪の脂ののったところを。後は赤貝と名残の鯖。
お造りは細魚を桜花の塩漬を刻んだものと和え、桜葉で巻いて香りをうつします。
鯖は締めてから赤貝とともに。薄口合わせの造里醤油で勧めます。最後に鮪を厚めに切って山葵をたっぷりと添えます。
焼物は鰆を若狭焼に、桜鱒は西京焼に、鯛は塩焼きに。万願寺と蓮根を添えて最後に桜の枝を飾って今の季節を切り取る。
焼物を数種類盛り合わせるのは手が掛かるのですが好きな仕事のひとつです。勿論一品で勝負することもあります。仕入れと献立次第でメリハリをつけられればと思います。
今回は特徴がある魚が揃ったので三者三様の「春の旨味」と桜の枝で春の風情を感じていただく趣向です。
少し贅沢な「焼物盛合せ」。
季節を焼くのも楽しいものです。
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西中洲の和食「ゆるり」
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TEL:092-725-6870(完全予約制)
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