きんきの塩焼とうなぎの蒲焼:ゆるり 福岡、西中洲の和食、日本料理


きんきは塩焼き、うなぎは蒲焼

味の濃淡、大事です。

焼物二種とか三種とかよくやります。自信があるもの一品で良くない?と言う考えもありますが、刺身なんて盛り合わせてるからの美味しさがあります。天婦羅だってそう、「盛り合わせ」の楽しみがあります。

今回は「きんき」と「うなぎ」です。

どちらも「脂」が強い魚です。

きんきは「煮付け」にしても美味しいので「タレ焼」「蒲焼」にしても良かったのですが、かま、骨付きにしてるので「タレ焼」はかなり食べ辛い・・・。

想像してみてください、「手羽先の煮付け」を素手で食べる状況を。

手がベタベタしてあまりいい気持ちではない・・・ですよね。

なのできんきは塩焼きに。多少手は汚れるかもしれませんが。

そして「うなぎ」は定番の蒲焼で。白焼き、山葵でも良かったですが味の濃淡を考えるとやはり「タレ焼」「蒲焼」がベターのように思います。

どちらもシンプル、定番の料理です。

今回は「シンプル」「ド定番」の焼物を二つ盛り合わせ、あしらえ(添え物)もシンプルに大根おろし、かぼす、茗荷の甘酢漬にしています。魚の素材が持つ旨味優先、サッパリ盛り付けです。

その代わりと言ってはなんですが、この後に小さな料理を盛り合わせた「八寸」的なものをお出ししました。

焼物、好きなんです。

シンプルな焼物も、ちょっと手が込んだ焼物も好きです。作るのも食べるのも。

これはシンプルですが、鱧のコースの焼物は「はもアスパラ鳴門焼」ちょっと毛色の違う焼物ですがこれはこれで美味い(笑)ちょっと七味で風味付けしています。

夏は揚物より焼物だ!

胃もたれしにくいですし、案外ビールにも日本酒にも合います。

焼肉も良いけど、たまには「焼魚」で英気をやしなってみてはいかがでしょうか?

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